USとUK

こんにちは。今日は洋書をシリーズで買うときの思わぬ落とし穴のお話を。

これは主にペーパーバックで洋書を買うときに起こる問題です。ハードカバーは買わないので正直知りません。
 
ペーパーバックは、アメリカとイギリスそれぞれの国で発行していることが多いのですが、どちらを買うかによってサイズが違う問題が発生します。表紙の質感が多少違うくらいならガッカリ程度ですが、シリーズ物を買っていて、突然サイズが違ったときの哀しみと言ったら……。(経験者は語る)

新しく本が出るとき、多いパターンがこちら。
US→ハードカバー
UK→ペーパーバック
そうです。そもそもフォーマットが違います。
人気作だと初めからUS版のペーパーバックが出ることもありますが、基本的にはUS版のペーパーバックが出るまでには1年ほどかかるようです。

と、ここまで聞くと、じゃあ新刊も待たずに買えるUKで統一すればいいじゃん!はい、この話終わり!と思うかもしれませんが、ちょっと待った!

私の経験上、US版のペーパーバックが優れている点があります。

その1 ページを開きやすい
薄めの本なら多少開きにくくても構いませんが、なかなかな分厚さで開きにくいと読みづらいですよね。ここが、ポイントです。
私の蔵書を見たところ、UK版は開きにくい!(ものが多い。)対するUS版は開きやすいのです。

その2 背表紙やデザイン!
これは、ぜひinstagramで調べてみて欲しいです。Lunar ChroniclesやThrone of Glassはわかりやすいです。Throne of Glassについては、表紙のデザインも若干違います。表紙が全く異なる場合もありますね。私は大抵US版の方が好きです。


まあ、正直どちらでも内容は同じなのですが、私のようにコレクション癖がある方は、調べてみてください。amazonだと分かりにくいですが、Book Depositoryなら出版社や印刷会社の他に、国も書いてあるので参考になると思います。

いくらUS版が好きとはいえ、1年待つわけですから、UK版の方が好ましい場合もあります。
もう出揃っているシリーズはUS、これからのシリーズはUKなんて使い分けるのが良いかもしれません。

とりあえず言えるのは、シリーズものはどちらかに統一した方がいい!ということです。
同じUS版でも出版社がいくつかある、なんていう厄介な本もありますが、初めのうちはとりあえずUSかUKかをチェックすればサイズ違う問題は大抵の場合回避できるはずです!


Stars Above

こんにちは。今日はLunar Chroniclesの番外編Stars Aboveをご紹介します!

Stars Above: A Lunar Chronicles Collection (The Lunar Chronicles)


9つの話が入っていますので、ひとつずつ軽くご紹介します!本編を読んでいないとネタバレになる箇所が多いのでご了承ください。

The Keeper
KeeperはズバリScarletのおばあちゃん。本編ではScarletの小さい頃の記憶としてチラッと出てくるお話が詳しくなった感じです。
CinderとScarlet…2人の道はすでに交差していたのかもしれませんね。

Gliches
Cinderが養子になるまでと、その後のお話。
Ikoとの出会いも描かれています。Adri、嫌いです(笑)

The Queen's Army
WolfがLavanaの軍隊に入る直前から物語が始まります。2巻のScarletに出てきた弟も登場。うーん、兄弟だけど兄弟じゃない。なんとも微妙な関係で、2人とも可哀想だと思います。

Carswell's Guide To Being Lucky
Throneの学生時代のお話です。これも、本編でCressと話している時にチラッと出てきたエピソード。Throneが一番好きなので楽しめました。甘酸っぱい話…と思いきや予想外の終わり方でしたが、なんというかこれがThroneなのかも。いや、Throneだったのかもと思えてしまうお話でした。

The Princess And The Guard
タイトルで分かる通り、WinterとJacinの話です。小さい頃から一緒にいる2人が思春期を迎え、ちょっと関係性が変わったり、でも変わらなかったり。WinterとLunarの持つ能力(gift)に関する話も。これも本編でチラッと出てきた話です。

The Little Android
このお話は本編のメインキャラクターから離れています。とあるAndroidのお話で、一応Little Mermaidのretellingという事ですが、うーん。どうでしょうか。途中お馴染みのキャラクターも登場します。

The Mechanic
もちろんCinderのことです。CinderとKaiの出会いのシーンです。本編ではCinderメインだったシーンがKaiメインで蘇ります!

Something Old, Something New
タイトルを見れば何がテーマかわかると思いますが、一体誰と誰なんでしょうか!このお話は最終巻Winterの後のお話です。私の好きなLunar Chroniclesが詰まってる!というのが感想です(笑)それぞれの組み合わせの掛け合いがとても好きです。

はい、ざっと紹介しました。基本的には、本編でチラッと出た話や、本編の前の話が詳しく知れる本です。以前ご紹介したFairestはLavanaの過去を知るためにも絶対読んでほしいですが、こちらはファンには嬉しい本、といった印象です。読まなくても支障はありません。
私のお気に入りはSomething Old, Something Newです。The Mechanicも好きです。

評価は星4つ!⭐️⭐️⭐️⭐️


さて、これでいよいよ本編も短編も全部読んでしまいました!2月から5月まで読みました!累計3000ページ近いのでは!?自分でも驚きです。とても楽しかったけれど、終わるのが寂しい…。

Ikoをメインキャラクターに描かれたGraphic Novel Wires and Nerveは2017年1月発売予定です!Winterの終わりから、Something〜のまえまでの様子だとか!ということは!あの人とIkoの話になるのでしょうか。楽しみです!

Wires and Nerve

カバーはまだ公開されていませんが、予約は一応始まっています!Book Depositoryでも予約開始しているようです!ぜひ!

Favorite Book Covers

こんにちは。今日は久しぶりにBookTubeからテーマを頂戴してみました!
Favorite Book Coversということで、私の好き表紙を紹介していきます。

洋書の、特にYoung Adultの表紙は良いのがたくさんあります。ジャケ買いしたい本が増え続けて困りますが…(笑)本棚に並べるのが好きなので、背表紙も可愛いとよりテンションが上がります。

さて、では実際紹介していきましょう!
Shatter Me Trilogy

Shatter Me

Unravel Me (Shatter Me)

Ignite Me (Shatter Me)

この表紙、最高に好きです!やっぱり一番はIgnite Meかな。1巻が発売された時、表紙が違ったんですよね。これです。

シャッター ミー 1

英語でもハードカバーはこれだったようです。うーん。何だろう。表紙を変えてくれた方、本当にありがとう!と声を大にしていいたいです(笑)


アンラヴェルミー ほんとうのわたし (シャッターミー)

2巻はこうなってます。…ほんとうのわたし…うん…。そっか!(笑)帯に映画化の権利について書いてますね。これ、一回ポシャってるんですが、去年の夏に作者が新しく決まった!と発表して以来音沙汰なし…。厳しいなあ。大好きだから実写化して欲しいけれど、逆に怖いですね。あ、話が思いっきりそれてました。 

The Lunar Chronicles

Cinder (The Lunar Chronicles Book 1)

Scarlet (The Lunar Chronicles Book 2)

Cress (The Lunar Chronicles Book 3)

Winter (The Lunar Chronicles Book 4)

Stars Above: A Lunar Chronicles Collection

Fairest: The Lunar Chronicles: Levana's Story

これも最高に好きです!お気に入りはFairestとStars Aboveかな。本編ではありませんけど(笑)US版の方が背表紙が良い!と思っています。(この写真は本編の4冊はUK版です)Instagramで調べると背表紙の違いがわかるはずです!興味のある方はぜひ!あとはサイズ感も違いますので、シリーズ通してUS UKどちらかに統一することをオススメします。(このシリーズに限らず、US版とUK版は仕様が異なるので、ご注意を!)

まだ発売されていませんが、Heartlessが一番好きかも。

Heartless


The Hunger Game

The Hunger Games

Catching Fire (Hunger Games Trilogy, Book 2)

Mockingjay (Hunger Games)

この本は色んな出版社からいろんな装丁で出されていますが、このラインナップが圧倒的に好きです。1巻がお気に入りです。

Divergent

Divergent

Insurgent (Divergent Trilogy)

Allegiant (Divergent)

これもまた映画版の表紙だったりいくつかありますが、これが最強だと思ってます。 Allegiantが好きかな…!DivergentとAllegiantがほぼ同率1位!


Carve the Mark

最近お披露目されたDivergentの作者、Veronica Rothの最新作の表紙が好きです。見たときに、何コレ。絶対買う。と決意しました(笑)


Anna and the French Kiss

Anna and the French Kiss (Anna & the French Kiss 1)

Lola and the Boy Next Door (Anna & the French Kiss 2)

Isla and the Happily Ever After (Anna & the French Kiss 3)

これも最初の2冊は途中でデザインが変わった本です。表紙を変えてくれた方、本当にあり(以下略)
Anna and the French Kissがお気に入り。

読んでない本シリーズに行きましょう!
The Infernal Devices

The Infernal Devices: Clockwork Angel; Clockwork Prince; Clockwork Princess (English Edition)

The Infernal Devices

CLOCKWORK PRINCESS (The Infernal Devices)

この表紙、本当に素晴らしくないですか?今は新しい表紙の本も出ていて、それも悪くないけれど、こちらが好きです。欲しい…Clockwork Princessが一番好きです!

Throne of Glass

Throne of Glass

これはUK版だと思います。私は背景にも色が入っているUS版が好きです。シリーズ通して表紙が好きです。(長いので割愛します。チェックしてみてください)
これが、日本語版だとこう!

アサシンの王女 上 (ヴィレッジブックス)

アサシンの王女 下 (ヴィレッジブックス)

えっと…何だろう。何でだろう。出来ればそのままの表紙にして欲しかった、とだけ言っておきます。これはこれで悪くないけれど…やっぱりUS版が私的優勝!!

洋書って、背表紙も可愛いのが多くて嬉しいです。本棚に入れてもテンションが上がります。日本の文庫本を買うと、背表紙が地味でなんだか残念なときがあります。なんていいつつ、赤や青のお堅い感じの背表紙が並ぶ私の本棚の一角も嫌いではありません(笑)むしろ好き!

番外編!日本の好きな表紙!

舟を編む (光文社文庫)

ハードカバーの表紙もすきですが、本屋で平積みされたこの表紙を見た瞬間、買うことを決意しました。(ブックオフに降りてくるのを待つ予定だったのに…)表紙のデザインもいいのですが、なんとも言えないカバーの手触りが好きです!

ちはやふる(1) (BE・LOVEコミックス)

ちはやふる コミック 1-30巻セット (BE LOVE KC)


ちはやふる背表紙が最強!だと思っています。少女漫画をシリーズで買っても背表紙でテンションが上がったことがないのですが、これ!素晴らしい!ドンピシャ!すごく好き!ところで千早は結局太一なの?新なの?私は新派!そして菫ちゃんとかヒョロくんも好き!(どさくさ)
この背表紙の感じ、他の漫画や文庫本でも取り入れて欲しい…。全部がここまでカラフルだと目がチカチカするのでアレですけど、この心意気です。Amazonでいい画像があってよかった(笑)


所々脱線しましたが、こんな感じ!ちなみに、映画版の表紙は基本洋書も和書も好まないのですが、これだけは好き。

さよならを待つふたりのために (STAMP BOOKS)

これは日本語版ですが…。この2人好きだなあ…。兄妹のイメージも強いけど。さよならを待つふたりのために。うーん?邦題をつけるのって難しいですよね!きっと、星のせいじゃない もなんだかしっくりこなくて、かといって自分では思いつかない…(笑)難しい!難しいよ、邦題!これ、映画のタイトルでもよく思います。だいぶ印象が変わるよなーと首を傾げたり、感心したり。
 
最後も脱線しましたが、
皆さんのおすすめの表紙(背表紙でも!)、ぜひ教えて下さい!

洋書入門 のその後…

洋書入門 初めの一歩 では、初めて洋書を手に取る人向けに選びかたなどをオススメしましたが、ここではその後、どのように本の幅を広げていくかをご紹介します。

 
このブログを読んで下さっている方からしたら何度目だよ!って話ですが、それでもオススメしていきます(笑)
 

1 Book Depository

洋書にハマったら、Book Depositoryに登録しちゃいましょう。送料無料で、ほとんどの本が買えます。なんなら、日本のAmazonより早く手元に届きます。住所の打ち方をネットで検索すれば、あとはなんてことありません。たまにセールもあるので、うまく活用しましょう。
 

2 Book Tube

はい、出ましたBook Tube。YouTubeにアップされた本に関する動画で、特にYoung Adultの本を紹介した動画はたくさんあります。これを見ていると、流行がだいたい追えます。
  • abookutopia
  • PeruseProject
  • jessehereader
  • polandbananasBOOK
  • Katytastic
  • readbyzoe
  • Hails Hearts Nyc
  • NayaReadsandSmiles
このあたりが私がよく見るBook Tuberです。初めはあまり聞き取れないかもしれませんが、そのうち聞き取れるようになってくるので気長にいきましょう。他にオススメの方々いれば教えてください!
 

3 Audible

オーディオブックに興味があるなら、Audibleがオススメ。毎月15ドル程度(日本円だと1800円程度)で1冊分のオーディオブックが入手できます。20時間の本も5時間の本も同じ値段ですが、最初から欲張るのはやめましょう。iTunesやCDでも入手できますが、値段を考えるとAudibleが一番だと思います。Youtubeにアップしている人もいますが、お金を払って楽しむべきだと私は思っています。
たまに、権利の関係上日本では買えないものもあります。残念です…(切実)
 

4 goodreads

本のアプリです。先ほど紹介したBook Tuberたちもアカウントを持っているので、フォローしておくとその人たちのブックレビューが簡単にチェックできます。また、新作のお知らせや、オススメの本の紹介もしてくれます。
本好きのコミュニティもたくさんあるので、仲間も作れます。アプリ上でのやりとりも可能です。BookTuberが主体となって読書会も開催されていて、毎月YoutubeでLiveshowを行い、みんなで1冊の本について話し合う企画も見られます。
 
 
以上の4つが私のオススメですが、注意があります。BookTubeとgoodreadsはとてもいいコンテンツですが、読みたい本が増えすぎて逆に困るという問題が発生する可能性があります。私も読みたい本がありすぎて毎回困っています。切実な問題です(笑)
適度に幅を広げていきましょう!!

洋書入門 初めの一歩

こんにちは!何だか偉そうなタイトルですが、これまでにもご紹介してきた洋書を読むときのポイントをまとめてみます。長くなりますが、お付き合いください!

 

1 とりあえず、洋書を買おう!

洋書を読んでみたいけれど、なかなか手が出せずにいるあなた!迷っていないでとりあえず買っちゃいましょう!ペーパーバックなら高くても1500円ぐらいで買えます。
ちょっとでも興味があるならぜひ一歩踏み出してみてください!高校生レベルの単語力と、文法知識があれば読める本はたくさんあります!
 

2 で、何を買おう? 

洋書を買う気になったところで、何を買うか決めましょう。ここ、重要です。ここで見栄を張って難しい本を選ぶと高確率で挫折します(笑)
私のオススメは、Middle Grade(小学生)Young Adult(中高生)向けの本です。子供向けと侮るなかれ。ハリーポッターのように、大人も十分楽しめる作品はたくさんあります!
 
洋書多読について調べると、初めは絵本ぐらいの薄い本から始めるのが主流なイメージですが、私はあえて、300ページぐらいのボリュームから始めることをオススメします。理由は2つ。1 コストパフォーマンスが良く、2 達成感が湧くからです。
 
私は初め、Nate the Great いう60ページの本を850円ほどで買ったのですが(書店で買ったせいでもある)、あと400円ほど出せばハリーポッターと賢者の石が買えるという衝撃の事実に直面しました。
達成感に関しては、やはり絵本を読むのと、小説を読むのとはだいぶ違うのは想像できると思います。もちろん絵本には絵本の良さがあるのですが、これを読み通したんだ…!という自信にはあまり繋がらない気がします。
 

3 で、どうやって選ぼう?

さて。Middle Grade か Young Adultの本を買うと仮定して、ここから先はどうやって本を選ぶか。
私のオススメはこちら
  1. 翻訳版を読んでいて、気に入った本を買う
  2. とりあえず、ベストセラーを買う
翻訳版を読んだことがあって、なおかつお気に入りの場合、セリフまで覚えていなくてもだいたいの筋は覚えているはずなので、知らない単語が出てきても、なんとなく乗り切れます。初めのうちはこれもアリです。答え合わせも可能です!
ここで注意!ロアルドダール好きのみなさん!ロアルドダール作品は言葉遊びが多いので、案外厄介です。話は知ってるのになかなか入ってこない…という問題も発生しやすいので、初めの一冊には向かないかな…と思っています。
 
いやいや、読んだことない本がいい!というそこのあなた。とりあえずベストセラーを買っちゃいましょう。売れているのには理由があるわけですから、高確率で面白いはずです。Amazon.comのランキングを見るのもいいかもしれません。
 
Middle Gradeなら、Harry Potterはもちろん、Percy Jacksonのシリーズが人気ですね。

 Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief - Book One


Young Adultだと、Twilightの他にThe Hunger GameやDivergentがベストセラーとして挙げられます。

The Hunger Games 

Divergent (Divergent, Book 1) (Divergent Trilogy)

有名どころだとこんな感じですが、決める前にあらすじには目を通しましょう!舞台設定などが根本的に気に入らないと、挫折します。
 

4 媒体、何にする?

ハードカバー、ペーパーバック、電子書籍、オーディオブック。この4種類が主な媒体です。この中で私のオススメはペーパーバックです。
私は本棚に本を並べるのが好きなので(笑)電子書籍を使わないのですが、手軽さとコストの面で電子書籍は優れていると思います。他にも電子書籍を好まない理由があるのですが、それは後ほど。
ハードカバーは見栄えが良くて、なんかカッコイイですが、1 高い 2 重いという弱点があります。よっぽど好きな作品をハードカバーで揃えるのはアリかも。
オーディオブックは、よほどリスニング力に自信がある方以外はやめましょう。慣れてくると、自分で読むのとも映画を観るのともまた違った楽しみ方ができますので、お楽しみに。
 

5 どこで買う?

一番のオススメはBook Depositoryから自己輸入することです。送料無料で、発送から10日ほどで日本まで届きます。素晴らしいです!詳しくはこちら↓

次がAmazon。何と言っても手続きが日本語なので、安心です。ベストセラーならたいてい買えるはずです。

実際書店に言って買う方法もありますが、値段が高いことが多いです。ネットで1200円ほどの本が店によっては2000円近くなっていることもあるのでご注意を。ただ、実際日本を見ることができるので、近くに大きめの本屋があって洋書を取り扱っている場合は利用してみるといいかもしれません。

ブックオフで、掘り出し物に出会える可能性も僅かですがあります。ブックオフに行ったらとりあえず洋書コーナーを探してみましょう。Twilightあたりなら、あるかも…?


6 洋書を読もう!!

ようやくこの段階まできました!私が洋書を読むときのこだわりがこちら。

1 極力辞書はひかない!
辞書を1回引き始めると、キリがなくなってしまいます。しかも、同じ単語でも前後の文によって意味が変わることさえありますから、時間がかかります。受験勉強ではないので、正確に意味を捉えることよりも話の流れに乗る方が大事です。頭の中で日本語に訳さなくても読めるようになればこっちのもんです!(笑)

とはいえ、あまりに意味がわからないと読むのも楽しくないので、何度も出てくる単語はOK、5回出会ってわからなかった単語は調べる、などのルールを作っておくといいですね。意味がわからない単語でも、何度も見るうちに …もしかして、こういう意味?とピンとくることもあるので、そうなったらさっさと調べて答え合わせをしましょう。合っているとテンション上がります(笑)

私が電子書籍を好まない理由のひとつがここにあります。電子書籍って、わからない単語をタッチするとすぐ意味が調べられるのです!一見便利なのですが、そのおかげで次々単語を調べてしまい、話しの流れになかなか乗れませんでした。これはもう好き嫌い、向き不向きの問題なので、あなた次第です!

2 楽しむ!

とりあえず楽しむことが重要です。1日10ページ読む!なんてルールを作るのもナシではありませんが、嫌々読むのはもったいないので、基本は読みたいときに読みましょう!そして、読んでいる本がどうしても好きになれないときは潔く諦めましょう。無理に読んで洋書を読むことにマイナスなイメージを持つことになるのが一番最悪です!和書、洋書に関係なくどんなに人気の本でも何かが自分には合わない、ということはありますからね。

私が、The Land of Storiesという本を読んだ時、何ヶ月も寝かせた(つまり放置)結果、ほぼ1年かかりました。単語力が低すぎたのが原因だと思っています(笑)大学受験向けの単語帳の重要単語を押さえている人ならそこまで困らないはずです。初めは時間がかかるもの、として焦らずいきましょう!


長〜くなりましたが、初めの一歩はこんな感じです。洋書に興味はあるけれど迷っている方のお役に立てれば幸いです。

大人の方はもちろん、私は中高生にこそ洋書を推薦したいです。英語の点数が上がるかは別として、長文アレルギーはなくなります(笑)そして、続ければ読むスピードも上がる!楽しいし、本が好きなら一石二鳥です!ぜひ!

Me Before You

こんにちは。
今回ご紹介するのはこちら。
Me Before You

Me Before You

まず、私の評価から。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 星5つ

この本を読む前の私のコメントはこちら。
(翻訳版のあらすじを受けて)テーマとしては難しいところもありますね。発売されたのは2012年ですが、映画化が決まって今注目されている本で、BookTuberたちもこぞって読んでいる模様。今年映画が公開されるこの作品。日本でも公開するといいですね。泣ける作品らしいのですが、本を読んであまり泣かない私は泣くのか…そこも楽しみです。
これを見て分かる通り、私の中でこの本は映画化する泣ける本ぐらいの認識でした。そんなわけで、本や映画ではめったに泣かない(映画に関しては泣いたことがないと思う)自分が泣くかちょっとワクワクしてるぐらいでした。

が、この本は全くもって軽い本ではありませんでした。むしろとても重いです。とういわけで、この本が気になっている皆さんの中に、多読の練習としてサラッと読める本を探している方や、楽しい本を読みたい気分の方がいたら、別の作品を探すことを強くお勧めします。


ここでもう一度日本語版のあらすじを引用します。
6ヶ月限定の介護職についたルーが出会ったのは、事故で四肢麻痺になった、かつての実業家ウィル。はじめは冷たい態度をとるウィルだったが、ルーの実直な態度に徐々に心を開き、またルーもウィルのおかげで自身をもてるようになる。
壮大なネタバレになるので、途中を省略します。もし、前の記事で見てしまった方がいたらすみません。
いのちと生き方について考える、世界で大反響を呼んだベストセラー・ラブストーリー。
とまあ、こんな感じです。私自身、壮大なネタバレポイントに関しては斜め読みして見落としていたようです。よかった…。もし見てしまった方、本当にごめんなさい。

これだけ見るとよくあるお涙ちょうだい系の難病もの(といっても事故ですが)に聞こえますが、全く違います。
読み始めてから普段読むYAではなく、大人向けの小説だったとわかり、やや不安でしたがたまに医療用語を調べる程度で読むことができました。普段読むのがYAレベルまでの本でも、洋書に慣れていれば大丈夫かと思われます。

この本の驚くべきところは、難しいテーマを扱っていながら、楽しいシーンが数多く存在するということです。Willの体の麻痺が魔法みたいに治るわけではないので、辛さや苦しみは常に根底にあるのですが、LouとWillのやりとりはクスッと笑えるポイントも多く、純粋に楽しむことができます。

とはいえ楽しいだけではなく、世間のWillに対する反応やWillと周りの人々との意見の食い違いも描かれていて、読みながら度々考えさせられました。

自分がWillの立場だったら、Louの立場だったら。Willの家族、Louの家族、はたまたLouの彼氏の立場だったら。どんなふうに考えて、どんな行動を取るのか。考えてみても全く想像がつかなくて、でもそれを考えることは本当に大事だと思う。…なんとも不思議な気持ちです。
そして、それを考えるきっかけをくれたこの本と作者のJojo Moyesに心から感謝したいです。

和書、洋書関係なく、今まで読んだ本とは何が違って感じました。私はこの本との出逢いを大切にしたいと思えたし、時々読んで、何度でもこの問題について自分の意見を探したいです。

ネタバレを避けるとなんだか抽象的なことしか言えないのですが、読む価値はあります。ぜひ読んでみてください。

そして、映画化。
日本で公開されるかはわかりませんが、YouTubeに予告編があります。本を読み終わったらぜひ見てくださいね。本を読む前に見てしまうと、重要なシーンのネタバレになります。そこだけご注意を。

今まで紹介してきた本と一味違って楽しいだけの読み物ではありませんが、紹介してきた本の中で一番のオススメです。ぜひ読んでみてください。

Most Anticipated Books of 2016

こんにちは!今回はこのテーマで進めていきましょう!もう今年が始まって丸4ヶ月経ってしまいましたが、今年私が楽しみにしている本です!

まずは今年リリース予定の本から。
まだリリースされていない本なので、私も詳しくは知りません(笑)が、とりあえず挙げてみます!

Heartless

Heartless

The Lunar Chroniclesの作者、Marissa Meyerの作品です!
新たなretellingの作品で、Wonderlandが舞台のようです。大ヒット作を出した作家のその次の作品なので、かなり期待が高まっています。さらに、今回はThe Lunar Chroniclesと同じretellingという事で。かなりの挑戦ですね。私も期待しています!
発売は11月8日を予定しています。 

The Crown

The Crown (The Heir)

このブログでも紹介したThe Selectionシリーズ最終巻です!4巻のThe Heirで始まったEadlynのSelectionがどのような結末を迎えるのかが見どころ!正直、かなりイラっとすることの多い主人公達ですが、ここまで来たらもう読むしかないですね(笑)話の内容としてはイチオシ!とは言えませんが、軽さと読みやすさの点ではイチオシ!サラッと読めます。初心者向けです。発売は5月3日。

では、続いてもう発売済みの本の中から、単に私が今年読めたら良いなーと思っているだけの本を紹介します。 

The Lunar Chronicles
はい、現在3巻のCressまで到達しました!あと2冊!面白い!面白いです、とにかく。
Scarletのレビューもアップしたいと思いますので、この辺で。興味ある方はぜひ記事をお読みください。なんて書いておいて下書きに溜めている間に現在最終巻に突入しています。なーんて書いて溜めている間に読み終わりました!(笑)

Me Before You

Me Before You


6ヶ月限定の介護職についたルーが出会ったのは、事故で四肢麻痺になった、かつての実業家ウィル。はじめは冷たい態度をとるウィルだったが、ルーの実直な態度に徐々に心を開き、またルーもウィルのおかげで自身をもてるようになる。
(ネタバレ防止のため中略)
いのちと生き方について考える、世界で大反響を呼んだベストセラー・ラブストーリー。
日本語版のあらすじがこちらです。テーマとしては難しいところもありますね。発売されたのは2012年ですが、映画化が決まって今注目されている本で、BookTuberたちもこぞって読んでいる模様。今年映画が公開されるこの作品。日本でも公開するといいですね。泣ける作品らしいのですが、本を読んであまり泣かない私は泣くのか…そこも楽しみです。

Legend Trilogy

Legend (A Legend Novel, Book 1)

Prodigy (A Legend Novel, Book 2)

Champion (A Legend Novel, Book 3)


こちらは翻訳版で1巻のみ読んでいて、続きがずっと気になっていたのですが、なかなか読む機会がなく、この間ようやく入手しました。graphic novelも1巻のみですが購入したので、こちらも合わせて楽しみです。

The Mortal Instruments

The Mortal Instruments, the Complete Collection: City of Bones; City of Ashes; City of Glass; City of Fallen Angels; City of Lost Souls; City of Heavenly Fire

シャドウハンターたちの物語シリーズです。こちらも1巻は翻訳版で読んだのですが、その続きはまだなので、ぜひ欲しいです。現在、ドラマも制作されていて、シーズン2制作も決定されたとか!一度映画化もされています。

The Infernal Devices

The Infernal Devices


シャドウハンターシリーズの一つですが、上のThe Mortal Instrumentsとは時代設定などが異なっていて、独立した三部作です。2つのシリーズが繋がっているようで、出版された順に読むとネタバレなく読めるようです。ややこしいですね(笑)2シリーズを合わせて9冊にも及ぶ長編です。

Lady Midnight

Lady Midnight

今年発売された新たなシャドウハンターの物語です。こちらも上の2作品とは舞台が異なります。これを読む前に、短編集を読んだほうがいいとか…。ますますややこしいです。


The Isla and the Happily Ever After

Isla and the Happily Ever After (Anna & the French Kiss 3)

このブログで紹介したAnna and the French Kissのシリーズ3冊目です。3冊ともそれぞれ独立したお話ですが、登場人物が繋がっています。数十ページ読んで止まっているので、年内に読みたいです。

Winner's Trilogy

The Winner's Curse (Winner's Trilogy)

The Winner's Crime (The Winner's Trilogy)

The Winner's Kiss (The Winner's Trilogy)

正直、内容は全く知らないのですが(笑)YA好きの中で評判がかなり高いのと、表紙が好きなのでジャケ買いしたいと思っていた作品です。最終巻のWinner's Kissは今年発売された本でもあります。


とりあえずこんな感じです!Most Anticipated Booksと言いながらおそらく私の中のリストがコロコロ変わっていくことでしょう。年末にこの中の何冊読めたか振り返りたいと思います。オススメのシリーズ等ありましたらぜひ教えて下さい。