This Is What Happy Looks Like

こんにちは!
今回はこちらをご紹介します。

This Is What Happy Looks Like

This Is What Happy Looks Like

ざっくりいうと、芸能人との恋物語です。主人公のもとに届いた一通の間違いメールから物語が始まります。いや、そんなわけないでしょ。と言ってしまえばそれまでなのですが、メールのやり取りが可愛くて好きです。女の子なら一度くらいは芸能人との恋を妄想したことがある人も多いはず!もちろん一筋縄では行かないわけですが…(笑)

全体的にかなり少女漫画チックなお話なので、その点はご注意下さい。

もう少し詳しい話を書こうと思ったのですが…読んだのが少し前なので記憶が風化しているという悲しい現実に直面しています(笑)

ちなみに、私の読了直後に書いた感想はこんな感じでした。

読了までに割と時間がかかったけれど、全体を通してキュートな話。最初に…(ネタバレのため省略)が好きなシーン。お父さんがその後どう対応したか気になる。
…はい、新たな情報なし!(笑)
一つ付け足すとすれば。上の感想からもわかるかもしれませんが、全要素が芸能人との恋というわけではありません。それぞれに家族の事情を抱えて悩んでいたり、それを解決しようと試みたり…という家族の話もありますね。

と、まあいつも以上に薄い内容になってしまいましたが、軽〜く読める、少女漫画的な洋書をお探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひ。

私の評価は、星3つ!
⭐️⭐️⭐️

Book Depository

さて!今回ご紹介するのはとあるウェブサイトです。

こちら!

Book Depository


洋書購入に使えるサイトです。日本のサイトではないので、手続き等は英語になりますが、値段の表示を日本円に設定できるのでいちいち1ドルいくらだから…と計算しなくて良いし、わかりやすいですね。そして、送料無料なんです。これはかなり大きいですよね。

もちろん、Amazonでも洋書は購入できますが、日本のAmazonでは取り扱っていない作品も多く、在庫がない場合もあります。それを考えると自分で輸入しても届くまでの時間はそう変わらないのでは…?と思って使ってみました!

初めての自己輸入です。
今回は3冊購入しました。
タイトルはこちら。
Slammed  
Anna and the Frenchkiss
UNITE ME
余談ですが、このSlammedを頼もうとしたら、たまたまセールで51%offに!890円くらいになっていたので大喜びしていたのですが、初めての注文だったので住所やカードを登録しなければならず、打ち込み終わった時にはセール終了していました(笑)それでもいくらかは安いのですが、やっぱりショックですね。もう登録できたので、今後は逃さず買えるといいな…(笑)

では本題です。どれくらいで届くのかも重要だと思うので、一応書いてみます。

日本時間ですので、ご了承下さい。

注文日 9月26日(土)
発送は3営業以内とのこと。ちなみに営業日は平日のみです。

発送日 9月30日(水)
ちゃんと3営業日以内に、発送した旨をメールで知らせてもらえました。到着までは7〜10日程度の予定です。メールが来たのは日本時間で夜の11時半頃です。

到着日 10月10日(土)
本当に10日ほどで届きました!放送はかなり簡易的でしたが、状態も良く、文句無しです!
正直、2週間はかかるかなーと想像していたのでビックリです!

日本のAmazonの利点としては、発送後の状況も追跡サービスで確認できることや、購入手続きやメールなどすべて日本語なので楽チンなことが挙げられます。
それに対してBookDepositoryはカード情報や住所の入力作業から注文まで英語で行う必要があります。とはいえ、住所レベルならそこまで難しくはないので、そこまで問題にはならないかと。

Wish Listに欲しい本を登録して、メールを設定しておくと安くなった時にメールで教えてくれるので、お得ですね。


洋書にハマって大変なのはその入手方法だと思います。Twilightレベルなら、書店でもAmazonでも入手しやすいのですが、BookTubeで知った本の中には取り扱いがないものも多いです。輸入するとなると今度は送料。下手をすると本と同じくらいの送料がかかります。が、これらの問題を解決してくれるサイトだと思います!

みなさんは、どうやって洋書を購入していますか?よろしれば教えてくださいねー。

Anna and the French Kiss

こんにちは!久しぶりに洋書のご紹介です!

Anna and the French Kiss

by Stephanie Perkins

Anna and the French Kiss


タイトルと表紙でわかるかと思いますが、思いっきりラブストーリーです。
主人公Annaは高校生活最後の年をフランスのアメリカ人学校で過ごすことに。フランス語も話せないし、最悪!と思っていたAnnaですが、魅力的な人々に出会い、フランスの生活も気に入り始めます。友人の一人、St.Clair(イケメン)と意気投合するAnnaですが、彼には彼女がいるしAnna自身にも地元にいい感じの人が……。

タイトルからも最終的な結末はある程度推測できてしまいますが、それでも面白いです。途中、いろいろすれ違いも起きるのですが、「嫌な予感するなー。絶対こーなるって、これ。いや、でもそんな単純か?いやいやいや…。いや、でも…」と予測しながら読みました。結果、当たりました(笑)でも、その分必要以上にハラハラせずまったり楽しめるし、全体的に可愛らしいお話です。
St.Clairみたいな友達が欲しくなりました。どこにいるんでしょうか(笑)

この本自体は一冊で完結していますが、一応シリーズとしてあと二冊あります。主人公はバラバラなのですが、繋がりがあるんだとか。まだ手元にはありませんが絶対買う!と機会をうかがっています…。
2冊ともご紹介しておきましょう!

Lola and the Boy Next Door

Lola and the Boy Next Door (Anna & the French Kiss 2)


Isla and the Happily Ever After

Isla and the Happily Ever After (Anna & the French Kiss 3)



この本は本当にサラッと読めるし、話も複雑ではないので、洋書初心者の方にもかなりオススメです!

以前の記事でもお話ししましたが、多読をする時は物語の波に乗ることが大事だと私は思っています。
多読について調べると英語を英語のまま理解するといいと耳にしますが、実際読んでみると、いちいち頭の中で訳しがちなんですよね。とくに話が複雑だとその傾向が強まると思います。

話は面白いけれど、複雑すぎず、難しすぎず、ある程度読み応えのある本って探すのが大変ですが、恋愛ものに抵抗がなければ、このシリーズ、非常にオススメです!(まだ1冊目ですけど 笑)恋愛ものはちょっと、という方にはキツいかな。

というわけで、こちらの
Anna and the French Kiss
星5つ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️    です!

Catching Feelings

今週のお題「私のテーマソング」

さてさて。今回もお題に沿って記事を書いてみます。

私のテーマソングはタイトル通りこの曲

Catching Feelings 

by Justin Bieberです。
Justinをテーマにした記事で紹介したばかりなので、読んでくださった方はまたかよ!とお思いになるかもしれませんが、これしか思いつきませんでした(笑)

この曲は2012年に発売されたBelieveというアルバムの中の1曲です。私はこのアルバム自体本当に気に入っていて、今のところ人生のナンバーワンアルバムです。(もうすぐ新アルバムが出るので期待も込めて今のところ、と言っておきます 笑)

歌詞の内容としては幼なじみの恋愛です。が、別にそういう幼なじみがいるわけでもないし、今現在恋愛中だからテーマソングはこれ!というわけでもありません。ただただ、気に入っているからです。

初めてこのアルバムを聴いた時からビビッときました。私は新しいアルバムは冒頭を少しずつ聴いてとりあえず全曲の雰囲気を把握するタイプなのですが、この曲だけは1曲フルで2回は聴きました。そのあと、全曲フルで聴くわけですがやはりこの曲が一番好きでした。

さて。私がこの曲をいかに好きかは伝わったかと思いますので先へ進みましょう!

この曲がテーマソングだ!と言うからには、何か他の曲とは違う点があるはずですよね。

私が音楽を聴くのは、お風呂や車、電車での移動中が多く、気が向くと自室でもヘッドホンやスピーカーを使って音楽を楽しみます。
これに関してはこの曲も、他の曲も同じです。楽しい気分になったり癒されたりと効果も基本同じ。

私にとってのこの曲の特別なところは、精神安定剤になる、というところですかね。家族に対してイライラしてしまったり、物事が全く思い通りにいかず落ち込んだ時、ふと泣きたくなるとき。そういうときにもこの曲を聴きます。恋愛の歌なので当然、そんな私を元気付けるような歌詞ではないのですが、大好きなメロディーと声に元気をもらえます。頭にカッと血が上ってもこの曲を聴いて落ち着くようにしてますね。

気分が落ち込んでいなくても、聴けば幸せな気分になれるので、私の音楽プレーヤーの中で再生回数はダントツの1位です!



こちらがフルバージョン(公式動画です)なのでぜひ聴いてみてください!

うーん、やはりテーマに沿うのは難しい…。理由に無理矢理感がある気もしますが、この曲が好きなのは本当なので良しとしましょう(笑)

ちなみに、単純に応援ソングとして聴くのは
洋楽だと Wings by Little MixやGives
You Hell by gleecast
邦楽なら SMAPはじまりのうたFine,Peace!
あたりですかねー。実は洋楽だけじゃなくてジャニーズも好きだったりします(笑)とくにSMAPは小さい頃から車に乗るとよくかかっていたので、昔から歌ってます。
Gives You Hellはタイトル通り地獄に落ちればいい!という歌詞がサビに出てくるのですが、イライラした時にはなかなか良いです(笑)ヘッドホンで大きめの音で流して口パクで歌うぶんには同じ部屋に相手がいてもバレません(笑)この曲である程度怒りを発散したらテーマソングでもあるCatching Feelingsを聴いて心を浄化するのが結局最強ですね。
Wingsの方は、自信がなくなったときに聴くと元気が出ます。Little Mixの曲は女の子を奮い立たせる感じが好きです。


これはgleecastバージョンではなくオリジナルなのですが、こちらもいいですね!glee版もぜひ聴いてみてください。


Little Mixももうすぐアルバム出るので楽しみです。

長くなりましたが、私のテーマソング、とその他おすすめ応援ソングです!皆さんのテーマソングや応援ソングは何ですか?また、私のおすすめソングの感想などありましたら是非教えてください!

翻訳物、まとめてご紹介!〜YA編〜

こんにちは!せっかく翻訳物のカテゴリーを作ったので、今回は私の読んだ翻訳物をまとめてご紹介したいと思います。
星マークはシリーズ全体を通しての評価です。

まずはYA編!


トワイライト ⭐️⭐️⭐️

トワイライト 上 (ヴィレッジブックス)

これはご存知の方も多いのではないでしょうか。主人公のベラという女の子とヴァンパイアのエドワードの物語です。
好き嫌いがかなりはっきり分かれる作品ですが、私は好きです。中1の頃友達が貸し借りしているのを見たときは全く興味が持てなかったのですが、その後これをきっかけにYAの世界に入ることになりました(笑)ベッタベタに甘いかと思えば主人公がものすごく病んでいたり、またベッタベタに甘くなったり…若干イラっとしなくもないですが、それでもやっぱり好きです。ちなみに、エドワードとジェイコブなら完全にチームエドワードです。結局王道が好きなんですね、私。映画も借りて観たので頭の中ではクリステンとロブで再生されます(笑)普段はロブをカッコいいと思わないのですが(おい)、エドワードのときはなんか好きです。

ハンガーゲーム⭐️⭐️⭐️⭐️

ハンガー・ゲーム 上 (文庫ダ・ヴィンチ)

私のdystopiaデビューの作品です。映画の公開も終わった頃、ふと本屋で見かけて購入しました。映画の宣伝を見て“最後の一人になるまで殺しあうサバイバルの話”というイメージを持っていたので怖そうだし趣味悪いなぁ。とまで思っていたのに何故か気になって1巻の上だけ購入。その後まんまとハマり、次に出かけた時に下巻、翌日2巻の上下、さらに3巻の上下と本屋を探し回りました(笑)確かに“最後の一人になるまで殺しあうサバイバル”ではあるのですが、もちろんそれだけではないし、何か惹きつけられるものがあったんですよね。


ダイバージェント⭐️⭐️⭐️

ダイバージェント 異端者 (上) (角川文庫)

翻訳版の宿命…?というタイトルの記事でもお話した作品です。
上の2シリーズで自分がYAが好きなことも、dystopiaも好きなこともよくわかったので、ハマる確信を持って購入し、案の定ハマりました。映画も試写会が当たったので観に行きました。アメリカでは大ヒットでしたが、日本ではあまり…でしたね。というより、終わり方何なの⁉︎という感想も多々見かけました。いや、最初から三部作なんで!って話ですよ。(ただの愚痴)主演の女優さん、好きです。ようやく3巻が翻訳されたということで非常に嬉しい!のですが、物語の詳細を思い出せるか不安です。読み返さなきゃダメかな…。

と、ここまで3シリーズが私のYA入門編。ここからはYAの人気作が翻訳されていないか片っ端から調べ、見事翻訳版と出会えた作品です。

シンダー⭐️⭐️⭐️⭐️

CINDER シンダー 上 (竹書房文庫)

dystopiaのSi-Fiですね。シンデレラが根底にあるお話です。BookTubeで度々紹介されているので読んでみたいと思っていたところ、丁度出版直前だとわかったので、発売日に入手できました。面白い!好き!が、2巻以降は翻訳されていません。現在4巻まで出ているので、原書で買おうかな。でも他にも欲しいのたくさんあるしな。と迷っている最中です。

レジェンド⭐️⭐️⭐️⭐️

レジェンド―伝説の闘士ジューン&デイ (新潮文庫)

こちらもdystopiaを舞台にしたTriologyです。序盤はうーん…面白いけど。ぐらいだったのが、中盤から面白い!好き!続き読みたい!になったものの、続きが翻訳されていないので、こちらも原書で買おうかな。でも…(以下略)

シャッター・ミー⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

シャッター ミー 1

これまたdystopiaを舞台にしたTriologyです。こちらは原書で三冊とも読んだので詳しいことはSHATTER ME Triologyの記事をご覧ください。
今となっては初めから原書で買えばよかった、損した。と思っています(笑)
今まで読んだ中で(YA)一番好きです。オススメです。
難しそうだし日本語版あるならそっちがいいなぁと思って購入しましたが、ここまでご紹介してきた作品と違って文庫版がないんです!高い!重たい!分厚い!そして高い!(もう一回)1巻を日本語で読んで面白かったのと、高いハードカバーで2巻を買っても結果3巻が出版されていないので、原書に切り替えました。原書で問題ない方は原書での購入を激しくオススメします。…にしてももったいない!面白いのに!

フォールン ⭐️

フォールン 堕ちた天使たち(上) (ソフトバンク文庫)

BookTubeでたまに登場する天使物の本を一度読んでみたかったので探していたところ、たまたま見つけて大きめの本屋に行った時に見つけたので読んでみました。天使の話って馴染みがなかったのでワクワクしていましたが、あまり好きじゃなかったな(笑)シリーズ続いているのである程度人気はあるんだと思います。が、日本では1巻までです。原書で購入するほどではなかったです。(あくまで私の場合です。サクッと読めるので興味あればぜひ)

シャドウハンター⭐️⭐️

シャドウハンター 骨の街 上 (創元推理文庫)

こちらも人気シリーズ。世界観の説明が難しいのですが、割と気持ち悪い妖魔が出てきます。本を読む分には問題ありませんが、DVDを借りて見たらなかなかでした(笑)恋愛要素ももちろんあります。ネタバレになるので詳しくは言いませんが、まさかの禁断愛の方に進むので何も知らずに読んでビックリしました(笑)そういうところで好き嫌いがわかれるかも。こちらは3巻まで翻訳されてます。

と、こんな感じですね。次はYA以外の翻訳物をご紹介したいと思っています。ぜひご覧くださいね!

青い城

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

せっかくお題が本についてなので初めて挑戦します。

人生に影響を与えた1冊。難しいですね。好きな本はたくさんあるのですが…。本棚を眺めると…ますます迷います(笑)

 

よし、決まりました!私の人生を変えた一冊はこちらです!

 

青い城  モンゴメリ

 

青い城 角川文庫

 

人生というより、読書人生の方がいいかも知れませんが…。この本にします。
 
私がモンゴメリの作品の中で初めて読んだのは赤毛のアンだし、一番好きなのはエミリーです。では、なぜこの本なのか。
 
まず、この本を手にしたきっかけからお話します。エミリーを読み終えて、モンゴメリの作品をもっと読んでみたいと思った私は買って後悔することはないだろうと、角川文庫のモンゴメリのロマンチック文庫シリーズを大人買いしました。
 
  • 青い城
  • 銀の森のパット
  • パットの夢
  • もつれた蜘蛛の巣
  • 丘の家のジェーン
  • ストーリーガール
  • 黄金の道 ストーリーガール2
この中で一番初めに読んだのが青い城です。なぜ初めに選んだかというと、単純に表紙が好みだったからです(笑)
 
さて。では青い城は一体私の読書人生の何を変えたのか。それは、私の読書に対する姿勢、というより世界観です。
 
それまでの私の基本的な読書スタイルはハマった本を短期間に一気読み!というものでした。とにかく面白いと思ったら一気にのめり込んで読み、読み終わったらまた次に面白いと思える本やシリーズに出会うまで読書はあまりしない。そのため一気に読みたくならない本は自分が気に入っていない本、という認識でした。
 
 
ハマったら一気に読む、と言うのは今も変わらないのですが、それだけが本の楽しみ方ではないことを知ったのです。
私の中で赤毛のアンやエミリーは夢中になって一気に読みたい本でしたが、同じ作者でもこの青い城はゆっくり楽しみたい作品。不思議な感覚でしたね。
 
それからもうひとつ。インターネットでレビューを見た時、私にはいまいち理解できないことがありました。洋書でも和書でもいらっしゃるのですが、文章のスタイルや作風が自分には合わない、という感想です。私はこの本は面白い、面白くないという二つのくくりで本を分類していました。そのため、読んだ本の何が好きか考えても、この場面が面白い!とかこの登場人物がカッコイイ!といった感想しか浮かびませんでした。文章のスタイルや言葉選びに重きを置いていなかったのです。
 
それが、この本を読んで少しわかった気がしました。例えば、モンゴメリの作品で私が好きなのは風景の描写です。風景の描写だけで何だかロマンチックな感じがしてウットリします。…なんてまだまだ浅い感想しか出てきませんね。
 
言葉にするのはまだなかなか難しいのですが、感じ方が変わったのは確かです。これはもしかすると年齢と共に内面も成長したからかもしれないし、より多くの本を読むようになったからかもしれません。しかし、青い城は確かにそのきっかけとなってくれました。
 
 
と、いうわけで。
私の人生を変えた一冊
というお題に沿っているかやや疑問ではありますが、私の一冊は青い城です。
 
みなさんの人生を変えた一冊はなんですか。
 
 
 
 

SHATTER ME Trilogy

こんにちは!今回ご紹介するのはTahereh Mafi作、SHATTER MEです。この作品は三部作(Trilogy)です。まとめて3冊ご紹介します!

このTrilogyはYA界で流行中のdystopiaが舞台の物語です。(ちなみにdystopiaはutopiaの反対として捉えればOK)
以前ご紹介したThe Selectionも、主軸である王子との恋愛ストーリーの他に反乱者との攻防も出てくるので、ちょっとdystopiaの要素もありますね。理想とは程遠い世界に生きながらも主人公が逆境に立ち向かう様子がテーマで、人気作がたくさんあります。The Hunger GamesやDivergentなどもそうですね。

まずは第1巻。

SHATTER ME

Shatter Me

この物語の主人公Julietteは不思議なパワーを持っています。そのパワーは素手て触れるだけで人を殺せる程の威力。それ故両親を含め、世間から孤立し、隔離されて生きていました。

荒廃した国を再興させることを謳い、国家を牛耳る組織、The Reestablishmentの若き指揮官WarnerはJulietteのそのパワーに目をつけ、彼女を武器として使う計画を持ちかけます。しかし、人を傷つけることを望まず、自由を欲しているJulietteはWarnerのもとから逃れ、世界を変えるため自らが新たな計画を立てることを決意します。

このWarnerという男がなかなかの曲者というか、はっきり言ってサイコパス。かなり気味が悪いし嫌なヤツです。が、ここで挫けず読み進めてください(笑)

これだけ書くと気味が悪い上にかなり重い話に思えますが、YAの醍醐味、恋愛要素ももちろんあります。Julietteの唯一の味方として現れるAdam。2人は昔からお互いを知っていたのですが、再開して惹かれ合います。が、状況が状況なだけに一筋縄ではいかないわけです。そもそも、Julietteは触れただけで人を死に至らしめるパワーを持っているし…。果たして、どうなるのか乞うご期待。

それでは続いて第2巻。

の前に注意です!

2巻以降の紹介にはネタバレが含まれます。

ここまで読んで興味をお持ちになった方はしばらく飛ばすかここでUターンすることをオススメします。 ネタバレ終了は太字でおしらせします。

気を取り直して第2巻。

UNRAVEL ME

Unravel Me (Shatter Me)

JulietteとAdamはなんとかWarnerの攻撃から生き延び、Adamの仲間、Kenjiに連れられてOmega Pointへとやって来ます。そこはJulietteと同じように不思議なパワーを持つ人々とその家族や友人が集まる巨大地下組織。10年以上かけて作られたこの組織は国民に嘘を吹き込み、征服を続けるThe Reestablishmentへの反乱を計画しています。

生まれて初めて自分以外にパワーを持つ人々に出会えたJulietteですが、それまで一人で生きてきた彼女はなかなか組織に馴染めず、また自分のパワーを上手くコントロールすることもできず、苦しみます。その上Warnerと再び出会い、それまで知り得なかった彼の過去や事情に触れ、戸惑いも生まれます。

2巻の見所は一人で生きてきたJulietteが人間関係に悩みながらも少しずつ成長する過程です。


では最終巻となる第3巻。

IGNITE ME

Ignite Me (Shatter Me)

最終巻に関してはあらすじを書かずにおこうと思います。というより、書けません!ここまでなるべく物語の重大事項はネタバレしないよう書いてきましたが、この巻に関してはそれが難しいです。
が、面白いことだけは保証します。




ネタバレ終了!

このシリーズの一番の魅力はJulietteの成長です。荒れ果てた世界の再建より、恋愛要素より、Julietteの内面の成長に重きを置いた作品だと思います。
それ故、序盤のJulietteは正直イライラします。とことんネガティヴというか、ずっと同じことで悩んでいるというか。1巻のブックレビューを見るとそれについて言及している人も多々見かけます。しかし、そんなJulietteがいたからこそ終盤の彼女の強さに胸が熱くなるのも確かです。

私は、このシリーズをこう評価しました。(星5つを満点とします)

SHATTER ME ⭐️⭐️⭐️
UNRAVEL ME ⭐️⭐️⭐️⭐️
IGNITE ME      ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

後になればなるほど面白い作品です。1巻だけで判断せずに、ぜひ3巻まで読んでほしいです。

そして、この作品には番外編があります。私もまだ読めていないので、詳しくは後日お話したいと思います。とりあえずご紹介だけでも。

UNITE ME

Unite Me (Shatter Me)

この本には2つの話が入っています。
まず一つ目は

DESTROY ME

Destroy Me

こちらは1巻と2巻の間のできごとがWarner視点で描かれています。

そしてもう一つが
FRACTRUE ME

Fracture Me

こちらはAdam視点で描かれており、時系列でいうと2巻と3巻の間だそうです。



それでは最後に質問です。
あなたはTeam Adam、Team Warner、それともTeam Kenji?
シリーズを読んでぜひ教えてください。