それ、間違ってません? パート1
今回はわたしが見てんん?と思った英語と日本語について話します!
その1 邦題
映画にしろドラマにしろ音楽にしろ色々引っかかる邦題。日本人向けにわかりやすくしようという意図は理解できるのですが、もっと他になかった⁉︎といいたくなるものも中には存在しますよね。
わかりやすい例からいきましょう。
- Frozen→アナと雪の女王
- Tangled→塔の上のラプンツェル
- Brave→メリダとおそろしの森
このあたりは確かに日本人、とくにディズニーが好きな子供には伝わらないと思うので邦題をつけるのも納得。アナ雪がFrozenだと言うことは知っていましたが、ラプンツェルのタイトルがTangledだったのは知らなくて、YouTubeでTangledの話が出た時????となりました(笑)
- The Fault In Our Stars
→さよならを待つふたりのために(本)
きっと、星のせいじゃない。(映画)
Wikiによると
The Fault in Our Stars is the sixth novel by author John Green, published in January 2012. The title is inspired by Act 1, Scene 2 of Shakespeare's play Julius Caesar, in which the nobleman Cassius says to Brutus: "The fault, dear Brutus, is not in our stars, / But in ourselves, that we are underlings."
うーん。きっと星のせいじゃない。うーん。インスパイアされたというジュリアスシーザーに寄せるならそれもアリなのでしょうか。でも、なんとなく映画を観た人からしたらそんなの知ったこっちゃないですから、訳がわかりませんよね。
で、私がより引っかかったのは本の方です。さよならを待つふたりのためにって!いや、確かに主人公は癌を患っています。でも、だからって邦題それ⁉︎感がすごい。それに、主人公とその相手役の男の子は、さよならを待っているわけではありません。それどころか、自分たちにできる楽しいことを探して最大限に今を生きようとしているのです。さすがにこれは違うでしょ、と思ってしまいます。
- Miss Peregrine's Home For Peculiar Children→ハヤブサが守る家
これに関しては、まだ読んでいないので内容と照らし合わせられませんが、単純にすごくダサくないですか?でも、確かに訳すのが難しそうなタイトルではあります。いっそ、邦題いらないでしょ!と思ってしまいますが、皆さんはどうでしょう。あー、早く読みたい。
お次は洋楽。
私の中で最大級に邦題が最悪だと思ったのがこちら!
- We Are Never Ever Getting Back Together→ 私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりなんかしない
もう一度言います。
原題:We Are Never Ever Getting Back Together
邦題:私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりなんかしない
え、えぇ!?思わず大文字にしました。これはダサい。ダサすぎる。
上のMiss Peregrine's〜の邦題が素晴らしく思えてきました。だって、私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりなんかしないですよ⁉︎最初に聞いたときは耳を疑いました(笑)いや、間違ってないけど!そういうことじゃないでしょ。
そもそも、映画やドラマのタイトルなら吹き替えとの兼ね合いもあるし邦題をつけるのもわかりますが、洋楽に邦題をつける意味がわからないんですよね。タイトルの意味が知りたければ歌詞の翻訳を見れば大抵歌詞の中にタイトル含まれてるし…と思ってしまいます。
そして、もう一つ。
- All About That Bass→オール・アバウト・ザット・ベース〜わたしのぽちゃティブ宣言!
これはもうわざとでしょう!わざとじゃなきゃ怖い!(笑)
〜わたしのぽちゃティブ宣言!
感動的なまでのダサさ。そして必要ないでしょ、そこ!感がすごい。
そして、ドラマ。
Once Upon A Timeというドラマが好きで観ています(NHK BSで現在シーズン4を放送しています)。このドラマは毎回邦題と原題が出てきます。基本的にはふーん、と思って観ていますが、その中で引っかかったタイトルがこちら。
- It's Not Easy Being Green→エメラルドの苦悩
思わず巻き戻しました。It's Not Easy Being Greenって、Kermitの⁉︎と思って調べたらビンゴ!
"It's Not Easy Being Green" is the sixteenth episode of the third season of the American fantasy drama series Once Upon a Time, and the show's 60th episode overall, which aired on April 6, 2014.
The Episode title is a reference on "Bein' Green", a 1970 song made famous by Kermit the Frog, who was created and voiced by Jim Henson, whose Muppets properties are part of The Walt Disney Company. The studio also produced a 2005 made-for-TV movie based around the Wizard of Oz theme featuring the Muppets, aptly titled The Muppets' Wizard of Oz.
(Wikiから引用しました)
知らない方のためにこちら。
Kermit the FrogはThe Muppetsというショーのメインキャラクターです。ここ数年で2本映画が製作されていて、それを観てからThe Muppetsにハマっています。
まあ、ぶっちゃけKermitや、Kermitの歌であるIt's Not Easy Being Greenは日本での知名度が低いし、上手いこと絡めて訳すのも無理なので、これに関しては邦題の問題ではないです。ただ、邦題と原題で差があると思ったのは事実なので載せてみました(まあ、Muppetsの話がしたかったのもあります)あ、ちなみに一番好きなMuppetsはBeakerです(聞いてない)。お時間がある方はぜひYouTubeでチェックして下さいね。
と、長くなったのでそろそろ…と思いきや、またひとつ思い出してしまった!
斬新すぎる邦題がこちら。心してみて下さい。
- Musketeers→マスケティアーズ パリの四銃士
皆さん、気持ちはわかりますが、落ち着いて下さい。もう一度言いますから、落ち着いて。
マスケティアーズ (ここまでは順調)
パリの四銃士
え、えぇーーー⁉︎
まず、ダサい。そして、必要ない。そして、なぜ四銃士にしたのか。何故なのか。パリの ってつける意味は何か。謎が深すぎる。
調べたら四銃士という邦題の映画もありましたが、そちらは原題がThe Four Musketeersなので問題なし。対してこのドラマはThe Musketeersが原題。単純に三銃士じゃダメ?確かにダルタニアン入れたら4人だけど!違和感がすごいって!この辺の理由が分かる人がいたらぜひ教えてください。
ちなみに、ドラマ自体は面白いですし、オープニング映像がすごくカッコいいです。私はアラミスの顔が一番好きです。
極め付けはこちら。三銃士の新しいペーパーバックエディションです。この表紙の4人がパリの四銃士のキャストです。で、タイトルはThe Three Musketeersですね。…うん、もう何も言いません(笑)
ものすごく長くなりましたが、パッと思いつく限りだとこんな感じです。他に思わずツッコミを入れなくなる邦題があったら、教えてください。
こういうの見つけるのって案外楽しいですよね(笑)
ここまで書いて読み返して衝撃が走りました。私、冒頭で その1 邦題って書いてる…。その2以降何を語るつもりだったか思い出せません。…またいつか、その2を見かけたらあ、思い出したんだな またはあ、思いついたんだな と思って頂けると嬉しいです(笑)
ちなみに、私のお気に入りのBeakerはコイツです。ちゃっかり載せてみました(笑)
と、ここまで書いてからこの記事を公開するかしないか迷っていた私は、爆弾級の問題作を見つけてしまいました。
原題:Me Before You
邦題:世界一キライなあなたに
言う必要も無さそうだがあえて言おう。
絶対間違ってます。
Me Before Youって日本ではもうやらないのかな…なんて思いながら調べたら公開決定というニュースを発見。大喜びで見たら…この結果。目を疑いました。世界一キライなあなたにって…。いや、見たい気持ちも半減するレベルですよ。
本の邦題は『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』これなら全然いいです。でも、世界一キライなあなたにって。物凄く安っぽい恋愛映画感がプンプンしません?公式ホームページを見たら、
LOVE
世界一キライなあなたに
なるほどね、キライと書いてLOVEと読むのか!…じゃないよ!何なら割とサムイよ…。
#セカキラじゃないよ!
タイトルだけではものすご〜く軽〜い恋愛映画にしか見えませんよね。何かもう盛大に吹き出しました。映画だと本よりだいぶ軽いお話になってるのかな?(精一杯のポジティブ)
…10月が逆に楽しみになってきました(笑)